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NETWORK ENGINEER

ネットワークエンジニア

セキュリティ分野

OUTLINE

日々進化するサイバー攻撃の脅威から、NTT西日本グループが提供するネットワークとお客さまを守っています。NTT西日本のネットワークについては、NTTフィールドテクノが一手にセキュリティを守っており、セキュリティ対策のため、「対策導入」「監視分析」「セキュリティ監査」「インシデント対応」といった業務を日々実施しています。

GUIDANCE

セキュリティ業務の実際は…?

セキュリティの重要性が、ますます高まっている印象があります。
そうですね。今日の社会では、生活のさまざまな分野においてIT化が進展しています。サイバー攻撃によって社会インフラが麻痺する危険性が高まっており、決済や医療まで関わってくることを考えると、もはや人命に直結する問題といってよい時代になっています。
サイバー攻撃を加える側も進化していますよね?
かつての「個人的な愉快犯」といったものではなく、高度な技術を持った組織的・国家的な集団によって攻撃が行われています。それに対抗すべく、セキュリティ組織も国を横断した連携を進め、組織間で日々情報交換を行いながら最新の攻撃動向をつかむことによって、スピード感を持って対策を講じています。
具体的には、どんなことをしているんですか?
24時間365日、システムやネットワークの状態を監視し、異常を見逃さない体制を整えています。また、攻撃を防ぐための「セキュリティ対策」を企画し、実装しています。これらは、いわば「防御」ですね。一方で、それらの防御が正しく機能しているか、見落とした抜け穴がないかを調べるために、客観的な、いわば「攻撃者の目」で診断することで安全性を高めるという取り組みも行っています。あとはもちろん有事の際に、事態を分析し、適切な対処を迅速に行うのも重要な業務です。

求められる人材は…?

話を聞いているだけでも、やりがいの大きい業務のように感じます。
とある専門家の方は「セキュリティは総合芸術」とおっしゃっています。「ネットワーク」「コンピュータ」「ソフトウェア」など、さまざまな分野に関する技術的な知識に加えて、攻撃の背景にある社会情勢や、攻撃者が利用する人間の心理といったことも関係してくるため、知識欲にあふれる人には実に刺激的な仕事だと言えます。また、攻撃に対する防衛ということで、成果が見えやすいという点も達成感につながります。
どんな人が向いていますか?
もちろんテクニカルスキルを高めることも大事ですが、「自らで考える力」「他者と協力し合うコミュニケーション力」も求められます。複雑化、巧妙化した攻撃に対応するには自分ひとりの力だけでなく、チーム戦で当たらなければなりません。多種多様な人材が必要になってきますので、やる気のある若い戦力にぜひとも期待したいところです。