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FIELD ENGINEER

フィールドエンジニア

アクセス分野

OUTLINE

電柱や光・メタルケーブル、つり線、クロージャ(接続・分岐器具)、また地面に埋まっている地下管路や地下ケーブルなどを、アクセス系設備と呼びます。アクセス分野では、こうしたアクセス系設備の設計や開通、保守・運用、故障修理や災害対策といった多岐にわたる業務を行います。また、提供エリアの拡大に向けたグランドデザインの策定も手がけています。

GUIDANCE

提供エリア拡大の
検討方法は…?

どこのエリアに提供拡大するかは、どうやって検討するんですか?
まずは、固定電話の提供状況や、新しく開発される地域の情報などをもとに、需要のトレンドを把握して提供エリアを選定しています。また近年では、自治体からブロードバンド整備の要望を受け、国や自治体の補助金を活用することにより、NTT単独では採算がとれないエリアへ提供拡大するケースも増えてきました。
そうか、採算も考えないといけないわけですね。
はい。将来需要を満たし、投資効率が良く、保守しやすい提供方法を検討することになります。例えるなら、電柱ルートやケーブルをパズルのパーツとして、「どの組み合わせが一番安くできるか?」といったイメージです。そこで最適解を導くのが、設計者の腕の見せどころというわけです。
こちらを立てれば、あちらが立たない、なんてことがありそうですが・・・。
まず大前提として私たちには、安定した光通信サービスを提供する使命がある反面、健全な経営を続ける上ではコストも十分意識した増設計画が重要です。まずは、そこのバランスをどうとるか。また、最適となるルートを選定したつもりが、例えば夏は樹木が生い茂ってケーブルを覆ってしまい、予定以上に維持費がかかるというケースもあるので、現実と乖離の少ない設備検討・投資算出をしていくこともポイントになります。

やりがいは…?

構築だけでなく、既存設備の保守も必要不可欠な業務ですね。
もちろんそうです。設備の更改については、「サービス品質の向上」や「第三者被害の回避」などを考慮して検討しますが、その更改計画が本当に正しかったかどうかは、先にならないとわからないものです。ただ、災害に強い設備づくりができた時は、NTTブランドを維持できたと実感します。
この業務のやりがいはどこにあるんでしょうか?
提供エリアの拡大プロジェクトでは、営業を通してお客さまの喜びの声を聴くと、やはりうれしいものです。また、工事が完了した際は、自分の設計した設備が目で見える形となって残るので、地域の人々の役に立っているという達成感があります。社内外の関係者と一丸となって短期間で課題を解決し、サービス開始というゴールに向けてプロジェクトを進めていくことは簡単ではありませんが、非常にやりがいのある仕事です。