Field Engineer
KENTARO
ZUSHI
フィールドエンジニア
ビジネスエンジニアリング分野
- 圖師 健太朗
- 2019年入社 / 文学部 人文学科卒
ネットワークシステムの設計を通して
お客さまのITソリューションを支える。
法人のお客さま向けに
ネットワーク機器の導入をサポート。
ビジネス推進分野では、主に法人のお客さまに対するITソリューションをサポートしています。その中で私は、お客さま先に納めるネットワーク機器のデータ作成・設定から、現地に設置する前の検証、そして機器の取付工事の立ち会いまで、一連の業務に携わっています。
この部署に異動してきてまだ3カ月なので、今は業務を一通りできるようになるのに一所懸命。扱う機器はルータやスイッチ、サーバなどさまざまですが、メーカによって設定の記述が異なるため、一つひとつ覚えていく必要があります。仮に一カ所でも記述をまちがえると、お客さま先で通信不良を起こすことも考えられます。
そうならないよう、正しく設定できているかを事前に確認する社内検証を行いますが、たとえそこで問題がなかったとしても、現地に設置するとうまく通信につながらないといったケースもあります。こうした場合は原因を探り当てて設定を修正しますが、その間、通信が使えないなどお客さまにご迷惑をおかけするので、最初の段階から精度の高い設定を作成できるよう、日々研鑽を積んでいるところです。
先輩のサポートのおかげで
乗り越えられた最初の壁。
つい先日、社内検証業務を任せてもらえる機会が訪れました。ある学校法人さまの案件です。教育機関では5Gに対応した通信環境の構築が進みつつあり、大規模案件が増えています。この案件も、全部で数百台に及ぶ機器を導入する大規模工事で、プレッシャーを感じながら臨みました。
社内検証では、工事後のネットワーク環境を事務所内で疑似的に作成し、正常に作動するかどうかのテストを実施します。私は、一つひとつ記述方法を調べたり、わからない箇所は先輩に聞いたりしながら設定を行い、とりあえずつなげてみましたが、うまくいきません。序盤からいきなりつまずき、先輩に助けを求めると、チーム内でサポート体制を組んでくれました。おかげで2週間かけて何とか第一関門をクリア。先輩からは「できたね。今の段階でこれだけできれば十分」と合格点をもらいました。
スキルが追いついていない中でのチャレンジでしたが、この経験によって一気に成長することができました。しっかりしたサポートのもとで、早くから若手社員に仕事を任せる環境があるからこその成長だと、周囲に感謝しています。
難題をチームで
乗り越えた時の達成感。
入社して2年間、オンサイト分野の宅内業務を担当して成果を出しました。そして「次は大きな設備を支える仕事がしたい！」とアピールし、希望が叶って異動してきたのが今の部署です。そのため、やりがいは十分。覚えることはたくさんありますが、高いモチベーションで仕事に向かっています。
業務で最も難しさとおもしろさを実感するのは、社内検証作業です。扱うネットワーク機器は案件ごとに異なり、設定も微妙に違うので、検証作業はチーム内でいろいろと試行錯誤しながら進めます。そのチームプレーの結果、求められている動作に達した時は、大きな達成感が得られます。また、そうやって苦労して設定した機器がお客さまのもとに設置され、運用されているかと思うと、自身の仕事が誇らしい気持ちになります。
今はまだ教わることが多い立場ですが、自分がプロジェクトリーダになり、メンバを引っ張ってプロジェクトを完遂させることができれば、現在感じているものとは違う、一つ大きなやりがいを得ることができるはずだと今から楽しみにしています。
入社動機
NTTフィールドテクノに興味を持ったきっかけは、大学在学中に起こった熊本地震や九州豪雨です。ニュースで、地震による土砂崩れや大雨による浸水など、度重なる事態を目にしました。宮崎県に祖父母が住んでいることもあり、何度も電話をしたことを覚えています。そこで、電話がつながることの大切さをあらためて感じ、その設備の設計や保守に携われるNTTフィールドテクノを志望しました。
目標・夢
まだ異動して間がないため、今は先輩方に支えていただいている状態です。まずは一つの仕事を一人称で完結できるようになるのが目標です。その後、システムエンジニアやプロジェクトリーダとして他のメンバを牽引し、お客さまに喜ばれるシステム構築ができる人材になれるよう努力していきたいです。
オフタイム
食べ歩きや旅行が好きです。今はあまりできていませんが、休日に「このお店に絶対行く」と決めて、その日に向けて筋トレに励み、当日を迎えることが楽しみの一つです。会社の先輩や同期も多趣味な人が多いので、休日に計画してよく一緒に遊んでいます。