DIVERSITY

NTT西日本の多様な働き方

「社員の多様な能力やアイディア、
価値観等を活かした業務運営」に向けて、
さまざまな取り組みを進めています。

01

数字で見る多様な働き方

年次有給休暇取得率

95.4

%

(2021年度)

所定外労働時間

12.9

時間/月

(2021年度)

育児休暇取得率(女性)

99.1

%

(2021年度)

障がいのある人の雇用推移

2018年度

2.78

%

2020年度

2.81

%

02

多様な働き方を推進する制度・取り組み

女性活躍推進

女性が個性と能力を十分に発揮できる環境、風土づくりをめざし、女性活躍推進の取り組みを実施しています。2020年には「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」市長表彰において、優秀賞を受賞しました。

社内Wワーク制度

現在の業務を継続しつつ、グループ内の新たなフィールドにチャレンジし経験を積める仕組みです。

LGBTへの理解

「手当関連」や「福利厚生関連」などの各種諸制度についてパートナーおよびパートナーの親族に適用範囲を拡大しています。LGBT等性的マイノリティの基礎知識やサポートを進め、社内での理解醸成を図っています。

男性の育休取得

男性の育児休暇の積極的な取得を推進しており、その取得実績も年々増え続けています。

在宅勤務の推進

社員のさらなる主体性・創造性の発揮および生産性の向上を目的とし、リモートワーク制度やフレックスタイム制度を整備しています。

社外副業

人脈形成やイノベーション創出を目的に、社外の業務経験を通じた幅広い「まなび」の環境として副業制度を推進しています。

海外派遣

経営者や経営をサポートするプロフェッショナルを育成する海外大学院(MBAなど)や海外グループ企業へ一定期間赴任し、その企業や業界における実践的なスキル、経験を習得する海外トレーニーといった制度を設けています。

他企業交流プログラム

異なる業界のリーディングカンパニーやベンチャー企業へ出向することでNTTグループ内では得られない深い業界知識や異なる価値観、働き方、経営感覚の醸成を図るプログラムです。

03

多様な働き方をする社員の声

READ MORE

#女性活躍推進

サービスエンジニアリング部
エンジニアリングオペレーション部門
開通・デリバリセンタ
第一ユニット開通推進担当 担当課長
2005年入社

K.UESUGI

なりたい自分をめざせる、充実の体制・制度に満足しています

これまで産休・育休をはじめ、時短勤務、在宅勤務などさまざまな制度を利用しました。それらによって子どもの小さな成長を見逃すことなく一緒に過ごせましたし、自分自身のスキルアップや業務経験を積むことに不安なく挑戦できたと思っています。その私が仕事と育児の両立で工夫したことに、次の2つがあります。1つは、仕事と育児が重なったときの優先順位を決めておくこと。一人でやりきれない仕事は思い切って周りのサポートを借りました。2つ目は、自分自身と他の先輩社員や友人の「できる・できない」を比較しないこと。自分がなりたい人物像だけをイメージし、それに近づくためにやるべきことに専念しました。働き方改革が進んで多様な考え方が認められる中、目標実現に向かっては多くの選択肢がありますし、NTT西日本はそれを最大限サポートしてくれる体制になっています。これから入社される皆さんもその体制と制度をフルに活用して、なりたい自分に向かって家庭と育児、仕事に全力を挙げてほしいですね。

READ MORE

#社内Wワーク制度

スマートビジネス営業部
スマートビジネス推進部門
カスタマーリレーション担当
2011年入社

M.HYODO

WワークでNTTグループの技術と取り組みの地域貢献度を実感

私は入社当時から、自分の出身エリアである四国の経済発展や地域振興に貢献したい思いがありました。その好機が訪れたのは入社10年目の時。香川県の離島振興に関する「ふるさとWワーク」の募集を知り、上司に相談して快諾を得たことをきっかけに応募しました。そして現在、瀬戸内海に浮かぶ男木島(おぎしま)を起点にした地域振興活動に参画しており、人口減少など地域が抱える悩みを解決する方法を検討しています。中でも、NTTグループが提唱するIOWN構想と関連する、最新技術のメタバースを用いて交流促進を目指すプロジェクトの着手に漕ぎつけており、そのような技術に触れながら地域振興に寄与できる喜びをひしひしと感じています。また、NTT西日本グループの技術や取り組みは日本で暮らす人々、経済活動を行う人々にさまざまな場面で貢献できる可能性があるとあらためて思いました。今後はこのふるさとWワークで得た知識と経験を存分に活かし、自らが「地域の顔」になって活躍すると同時に、NTT西日本のサービスをさらに拡げていきたいと考えています。

READ MORE

#男性の育休取得

大阪設備部 総括担当
担当課長
2007年入社

H.HORIUCHI

育休取得によって生活のゆとりを得ることができました

20歳代後半の頃、NTT西日本グループ初で同僚の男性社員が育児休暇を取得したことを知り、とても驚くとともに「自分にも子どもができたらぜひ取得しよう!」と大いに勇気が湧きました。第一子誕生の際は業務都合で取得できませんでしたが、第二子が生まれた時に1か月半の育児休暇を利用。共働きをしている妻との家事分担や、育児をしながらの生活リズムをゆっくりと時間をかけて構築できたことが非常によかったと思っています。また一人目の子をケアする時間も増えたので、家族全員で新生児の子育てを楽しむことができました。また、育休取得を申し出た際に職場の皆が積極的に後押ししてくれたのは嬉しかったですね。現在も家事と育児の時間確保のため、リモートワークと出社勤務をバランスよく活用して業務にあたっています。今後自分と同じような働き方ができる男性社員をもっと増やせるよう、ICTツールの全社的な活用促進に取り組んでいる最中です。

READ MORE

#在宅勤務(リモートスタンダード)

マーケティング戦略部
ビジネス戦略部門
人材開発担当
2014年入社

E.HIRAI

スムーズに、不自由なくリモートワークができる環境に感謝

石川県で夫と暮らしており県外への転居・単身赴任は難しい状況であったため、本社で働くことは諦めていました。そうした中、私の今後のキャリア形成に向けてリモートワークを基本とする本社組織での勤務の打診を当時の上司からいただき、よりスケールの大きな仕事にチャレンジしてみたい思いもあって挑戦することにしました。リモートワークを開始してみて実感したのは、ビジネスチャットやWeb会議などを利用していつでも、誰とでも気軽にコミュニケーションでき、何不自由なく仕事ができること。リモートスタンダードで働くチームメンバーも多いことがわかり、最初に感じた自宅で一人きりで仕事を行う不安はすぐに解消できました。何より、地方にいながらにして業務の幅や人脈が広がった点がよかったと感じています。この生活を続けながら理想のワークインライフを実現し、着実にキャリアアップしてゆくことが今の私の目標。より広い視野で業務の問題提起や解決への戦略策定・実行ができる人材に成長したいと思っています。

READ MORE

#社外副業制度

NTT西日本
イノベーション戦略室
シニアマネージャー/オープンイノベーションプロデューサー
2007年入社

K.OYOBE

多彩な社外副業から得た知識と経験を、幅広い事業共創につなげ、社会に貢献したい

私は入社3年目の時、マジシャン・パフォーマー・シンガーソングライターをミックスした総合エンターテイナーとして、地域のイベントや介護・保育施設などで公演を始めました。それらの活動によって収入が得られるようになったため、翌年にNTT西日本に最初の兼業申請を提出。また介護施設でのエンターテイナー活動がきっかけで、NTT西日本の新サービス創出にも繋がりました。その後、あるベンチャーの顧問を務めることになり、入社10年目以降に個人事業主、株式会社の代表取締役、一般社団法人の代表理事など、次々と兼業を増やしました。そして現在、新しい株式会社を設立して大企業や中小企業、ベンチャーの新規事業創出支援や経営支援を行っています。NTT西日本に在籍しつつも、「世界中の人に元気と夢を与え続ける人になりたい!」と、とにかく挑戦し続けたことが、社会への貢献に繋がり、また自分の人生の満足度向上にもつながっていると感じています。最近は、2022年に立ち上がったNTT西日本のオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」において、事業共創を加速させることも私の挑戦に加わりました。これまでの社外副業で得た知識や人脈、経験を活かして、さまざまな業界・地域の課題解決に向けたパートナーの獲得や共創するために必要な仕組み構築などに一層励んでいきたいと、また新たに気持ちを引き締めているこの頃です。

READ MORE

#海外派遣

NTT Ltd.
Netherlands J-MNC
2017年入社

M.TSUBOKAWA

グローバルな営業視野を広げようと海外トレーニー制度に挑戦

NTT西日本のビジネス営業企画やコンサルティング営業の経験を通じ、多様化する市場やお客さまニーズにいかにスピーディーに対応できるかが重要と感じていました。そこでグローバルな営業手法や営業戦略を学んで先々の業務に活かしたいと考え、海外トレーニー制度を活用しました。現在働いているNTT Ltd.はこれまで多数の海外ICT事業者のM&Aを進めてきた会社で、扱うサービスや商材、お客さまが驚くほど幅広いのが特徴です。広範な業種やエリアのお客さまにスピーディーかつ高品質なサービスを提供しなければならないため、海外事業における組織間連携の仕組みや体制、営業戦略をしっかり学ぶことができていると感じます。例えば海外では、営業担当がアクセスできるポータルサイトに最新の商材やユーザーの情報、競合他社の動向などを一元的にまとめたツールやプラットフォームがあるなど、横断的な組織連携が取りやすい体制や評価制度が充実しています。これらの仕組みをNTT西日本にも取り入れ、ビジネス部門のさらなる収益向上に貢献したいと思っています。

READ MORE

#他企業交流プログラム

エンタープライズビジネス営業部
エンタープライズビジネス営業推進部門
プロジェクト推進担当
2012年入社

S.TANIMURA

異なる組織・文化にふれて新たなスキルとノウハウを獲得

これまでのNTT西日本で携わった営業企画および人事採用業務を通して、意思決定に至るプロセスを体系的にとらえたいという思いと顧客ニーズをどうビジネスにつなげていくかの視点を磨きたいという思いをもち、社内公募があった他企業交流プログラムに応募しました。結果、総合コンサルティングファームへの出向が決まり、共創拠点の立ち上げ支援や新規事業開発支援を行うコンサルティング業務に1年間従事しました。同社における仕事では3つの点で刺激を受けました。まず、多様な人材が年齢に関係なく、さまざまな観点から意見をぶつけ合っていたこと。次に、ヒト・モノ・カネのリソースすべてがプロジェクトベースで管理され、コストと収益の関係性が非常に明確でわかりやすかったこと。最後は他者を動かす難しさです。コンサルティングファームでは、クライアントと課題感を共有し、コンサルティングサービスを提供することでクライアントを動かすことを求められるのですが、その中で他者を動かす難しさを実感しました。実際の業務としてコンサルティングの現場を経験することで、その方法論やNTT西日本とは異なる仕事への考え方をしっかり学ぶことができました。出向から戻った今は身に付けたスキルとノウハウをできる限り活かして、現在担当している業務のプロセスやアウトプットを最適なものに変えていくべく努力しています。