One NTTの実現で
より豊かな未来をつくりたい。

マーケティング戦略部 ビジネス戦略部門
2012年入社 生物圏科学研究科修了
入社後設備本部へ配属となり、7年間設備分野でフィールドエンジニアとして活躍した。8年目を迎えた2019年、経営企画部に異動となり仕事内容が激変。NTT西日本の事業及び組織変革の推進メンバーに抜擢され、現在もその大役に全力を挙げている。
※掲載内容は取材当時のものですあらゆる地域に、豊かな生活を届けたい。
大学時代に生物資源について学んでいた私は、研究の都合で住民100名ほどの小さな離島で3年間生活しました。そこでは電気・ガス・水道といったインフラ設備は整っていた一方でインターネットが使えず、通信の不便さを痛感しました。
例えば、研究で撮影した魚類の写真を本島へ送ろうとした際アナログな電話回線を使用しなければならず、1枚の送信に約15分もかかりました。このような離島の通信格差を無くし、どんな地域でも不自由なくインターネットが利用できる豊かな生活を届けたいと思ったのがNTT西日本を志望した理由です。
入社を決意したのは、選考過程で複数の先輩社員に話を聞く中で、アイデアと通信を掛け合わせて生活に役立つ仕組みを創れることを知り、NTT西日本のICT技術でさまざまな社会課題を解決できると考えたからです。

既存の方法にとらわれない新しい事業運営にチャレンジ。
2021年、NTT西日本はDXソリューションを通じた“豊かで活力ある未来”と“スマートな社会”の実現を掲げ、新体制を発足させました。私が所属しているマーケティング戦略部はそれに伴って誕生した新たな組織で、既存のやり方にとらわれない新しい事業運営への全社的なチャレンジを促進しています。
その中で私が担当するのは、中堅・中小企業のお客さまを対象とする事業領域。具体的には、市場やお客さまに関するデータ分析を通じた新たな営業戦略の検討と、従来の営業スタイルを変えるという「ビジネスモデル変革」の先駆けとしての組織横断型の課題対応や新たな業務スキームの整備を進めています。
NTT西日本の将来を見据えながら、より幅広いお客さまのニーズと課題解決に適応できるビジネスモデルやそれに向けた事業運営の在り方を追求し続けています。

何事にも代え難い、新体制構築プロジェクトへの参画。
これまでの仕事では、前述したNTT西日本の新体制構築プロジェクトに参画したことが最も印象的です。
グループ全体の持続的成長をめざして事業も組織体系もガラリと変えていくことを目的としていたため、それまで長く設備分野に携わっていた私にとっては未知の世界だった営業分野についても詳しく習得する必要がありました。会社や事業の先々を考えことはもちろん初めての経験でしたし、自社が保有する資産を最大限に生かし新規事業領域へスケールさせる新しいビジネスモデルと運営体制を考え抜く日々はまさに苦労の連続でした。
プロジェクトメンバー一丸で約1年半の間懸命に取り組み、新体制の立ち上げを完遂した時の達成感は、何事にも代え難いものがありました。

One NTTを実現させる架け橋になりたい。
NTT西日本が今後さらに成長するためには、通信インフラやITに関する個別の課題解決のみならず、BPOやSaaS、KPOなどこれまでとは異なる新たな事業領域に主眼を置いて産業や社会全体の課題を解決できる取り組みが必要です。
その実現の鍵になるのは、NTT西日本やNTT西日本グループだけでなく、NTTグループ全体としての相互連携。それぞれのもつ価値を有機的につなげ、これまでになかった新たな価値を創造していくことが重要だと考えています。 私はこれから先、NTT西日本とグループ各社を密接につないで“One NTT”を実現させる架け橋になりたい。そして人々がより豊かに、幸せに暮らせる未来をつくることに貢献していきたいと思っています。
“驚かせ、未来。” どんな未来?

地方だからこそ生まれる未来を想像してます。たとえば、AIが住民の暮らしを見守る仕組み。野山に設置されたIoTセンサーが天候や災害の変化をリアルタイムで解析し、農業や防災に役立てる。さらには、遠く離れた都会の人々ともVRやメタバースでつながり、最先端の学びやビジネスができる未来。そんな驚きの世界を、私は多くの地域で実現したいと考えています。
1日のスケジュール
- 7:30
- 始業
リモートワーク開始。フレックス制度を活用して早朝から勤務。メール確認、タスク及びスケジュールを確認。
- 8:00
- 資料作成
朝の集中できる時間に午後からの幹部向け説明資料を作成。
- 10:00
- チームミーティング
Web会議ツールを活用し、各プロジェクトの進捗状況などを共有。
- 11:00
- パートナー企業とのWeb会議
ビジネス化に向けた課題について議論。今後の方向性やスケジュールについても確認。
- 12:00
- 昼食
自宅の近くで昼食。
- 13:00
- プレゼンテーション
幹部へ向けたプレゼンテーションを行う。
- 14:00
- 資料作成
翌日のパートナー企業とのWeb会議の準備。打ち合わせ資料の作成、上司や先輩への相談なども。
- 16:00
- 終業
在宅勤務終了。保育園へ子どものお迎えに行き、近くの公園で遊ぶことが多い。
休日の過ごし方

自宅の庭で、子どもと一緒に四季に応じた家庭菜園やガーデニングをして過ごす日が多いですね。最近、隣家の大工さんにサポートしてもらいながらウッドデッキもつくりました。アウトドアっぽく庭で焚き火やBBQを楽しむ時もあります。