社員インタビュー

最先端技術と
防災知識を融合させ、
革新的なソリューションの
開発に挑戦。

営業系
セールス・SE(システムエンジニア) Y.TORIGOE

ビジネス推進部 ビジネス推進部門
2020年入社 環境生命科学研究科修了

PROFILE

入社後、支店営業マネジメント業務を担当し、3年目から現在の部署に異動し、フィールドエンジニアの支援・育成と大規模プロジェクトのマネジメント業務に従事。

※掲載内容は取材当時のものです
(志望した理由)

この会社で、
自然災害の犠牲者をゼロにしたい。

私の両親は阪神・淡路大震災の被災者であり、幼少期より両親からその経験を聞いて育ちました。その影響から防災への強い関心を持ち、高専から大学院まで地震や洪水などの防災研究に打ち込んでいたため、当初は防災に直接関わる仕事として、省庁の土木職を志望していました。転機となったのは、研究室の先輩から勧められて参加したNTT西日本の1day事業体感ワークショップ。そこで、防災分野において、ICT技術を活用することで従来にないより多くの人の命を守る革新的なソリューションが実現できることに大きな可能性を感じました。

さらに、その後の対話会で出会ったNTT西日本の先輩社員から、実際の防災関連事業について説明を受け、さらには理想を現実のビジネスとして実現していくためのアドバイスをもらい具体的に働くイメージをもつことができました。そして学生の私の思いに真摯に耳を傾けてくれたことも印象に残っています。その実践的な視点と誠実な人柄に深く感銘を受け、当時の目標であった自然災害による犠牲者数をゼロにするということを、この会社で実現したいと思い、入社を決めました。

(仕事内容)

フィールドエンジニアと緊密に連携し、大規模プロジェクトを推進する。

現在所属しているビジネス推進部では、お客さまへのICTソリューションの技術提案から設計、工事、保守まで一貫して対応する30支店のフィールドエンジニアを支援・育成する業務を行っています。

その中で私は、支店のみでは対応が難しい大規模プロジェクトのマネジメント業務に従事しています。現在は、西日本エリア全域に広がる数百の拠点をもつ、工期2年の大規模な無線LAN環境構築プロジェクトのサブプロジェクトリーダーを担当。品質・コスト管理をはじめ、お客さまや協力会社十数社とのコミュニケーション管理を行っています。日々の業務では、現場で作業を行う数百名にものぼる支店のフィールドエンジニアと緊密に連携し、各現場からリアルタイムで情報を集約。課題が発生した際には迅速に解決策を検討・展開することで、プロジェクト全体の円滑な進行を支えています。

このような大規模プロジェクトでは、私たちの判断や対応の遅れが工事全体の停滞につながる可能性があり、大きな責任を感じる仕事です。しかし、チーム一丸となって課題を乗り越え、日々の工程が計画通りに完了していくたびに、大きな達成感を味わうことができます。

(忘れられないエピソード)

不安が挑戦意欲に変わった、上長の言葉。

印象に残っていることは、入社3年目の異動時に上長からかけられた言葉です。入社当初は営業部門に配属され、営業の視点やノウハウを身につけることができました。3年目を迎えた時、設備部門のビジネス推進部への異動という転機が訪れました。

この部署は、営業と設備部門の部門間の連携を強化することを目的として新設された組織であり、私にとっては、未知の分野への異動、新設組織ならではの高い期待に応えられるかという不安が募りました。そんな私に、上長は「営業分野のノウハウをもつあなたは貴重な存在であり、あなたにしかできないことがある」と声をかけてくれたのです。この言葉をきっかけに、不安は挑戦意欲へと変わりました。

その後、多くのフィールドエンジニアとの対話を重ねて設備分野の知識を深めながら、営業と設備、双方の視点を活かした施策の立案・推進に取り組み、部門間連携の強化に貢献することができました。営業と設備という異なる部門での業務経験をもつことができたのは、貴重な経験だったと感じています。両部門の言語を理解し、橋渡しができることを私の強みとし、この会社の次なる成長に向けた礎を築いていきたいと考えています。

(今後の目標)

実験的経験で学びを加速させ、自らの夢を叶えたい。

私の目標は、今も変わらず学生時代から抱いていた自然災害による犠牲者数をゼロにするということ。近年、生成AI技術が飛躍的な進歩を遂げる中、これまでは実現が困難だった新しい防災の形が可能になってきていると思います。例えば、生成AIを活用した個別最適化された防災ソリューションです。一人ひとりの年齢や健康状態、居住地域などの個人特性と、刻々と変化する災害状況をリアルタイムで分析し、AIを用いて最適な避難プランを自動生成することで、高齢者や要支援者を含むすべての人々の安全を確保できると考えています。

この目標の実現に向けて、現在は関連資格の取得に励むとともに、会社のダブルワーク制度を活用して実践的なIT技術の習得に取り組んでいます。今後はさらに学びを加速させ、最先端技術と防災知識を融合させた革新的なソリューションの開発に挑戦していきたいと考えています。

Q

“驚かせ、未来。 どんな未来?

A 究極の防災スマートシティで、すべての人々に安心を。

私が思い描く未来は、通信技術とAIが創造する究極の防災スマートシティです。Beyond 5G/6Gの超高速・大容量通信網により、都市全体がデジタルツインとして完全再現され、量子センサーとAIが24時間体制で自然災害の予兆を監視。災害発生時には、低遅延の通信網を活用した自律型ドローンが即座に展開され、メタバース空間では仮想災害対策本部が立ち上がる。すべての人々が最先端の技術に守られながら安心して暮らせる、そんな未来をNTT西日本で実現したいです。

1日のスケジュール

8:00
始業

リモートワーク開始。メール、タスクを確認。

9:00
担当内ミーティング

共有事項や依頼事項を確認。

9:10
ダブルワーク先の担当ミーティング

各プロジェクトの進捗状況を共有。

9:30
チームミーティング

プロジェクトメンバーのタスク状況や課題事項などを共有、議論。

10:30
問い合わせ対応

支店、協力会社からの問い合わせ対応

11:30
昼食

自宅で簡単に調理をして昼食。

12:30
データ更新・分析作業

拠点情報の更新、コストデータ分析などの作業を実施。

14:00
定例会議

お客さまとの定例会議。各拠点の進捗状況について擦り合わせ。

15:30
Wワーク先の業務進行

クラウド環境構築を実施。

17:00
終業

ジムで汗を流したり、料理を楽しむ。

休日の過ごし方

疲れを癒したい休日は、自宅でドラマを楽しんだり、近所の静かなカフェで読書に没頭したりして、ゆったりと過ごすことが多いです。月に一度は一眼レフカメラを片手に、家族や友達と一緒に自然豊かな場所へ。澄んだ空気の中で季節の風景を撮影しながら、心身をリフレッシュしています。

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