社員インタビュー

先進テクノロジーが可能にする、
学生時代に夢見た
「まちづくり」。

IT系
データサイエンティスト T.YONETSU

エンタープライズビジネス営業部 エンタープライズビジネス推進部門
2016年入社 創造理工学研究科修了

PROFILE

入社後、北九州支店ビジネス営業部に配属されてSEを担当。翌年にビジネス営業本部クラウドソリューション部(当時)に異動し、全支店の技術支援を担うSE担当に。2019年に現在の部門へ異動となり、LINKSPARK OSAKAの立ち上げ・運営、公共や民間の幅広いお客さまのDX推進に従事。

※掲載内容は取材当時のものです
(志望した理由)

地域の課題解決や市民生活の向上に
貢献できることに惹かれて。

大学で建設工学を専攻していたことから、就活開始当初はまちづくりや都市計画に身近なディベロッパーや総合商社、電鉄系企業を就職先に考えていました。しかし、それらのビジネスフィールドはあくまで都会が中心。当時、そうした中で注目したのがNTT西日本。物理的な土地開発とは違い、技術を生かして地方のインフラを進化させ、地域の課題解決や市民生活の向上に貢献できる点に大いに惹かれました。入社の決め手になったのは、就活中何度も真摯で丁寧に業務説明や就職相談に乗ってくれた先輩社員の人間味あふれる対応です。

(仕事内容)

業務改善や新サービスの創造につながる
DXコンサルティング。

近年、ビジネスや生活、サービスほかあらゆるシーンでDX(デジタル・トランスフォーメーション)の動きが加速しています。現在私が携わっているのは、山口県とNTT西日本が協力して2021年秋に立ち上げた、県下の各市町村や民間企業のDXをサポートする「やまぐちDX推進拠点 Y-BASE」プロジェクト。最先端のクラウド基盤を使った、西日本エリアの自治体の中でも先駆的な取り組みです。私はそのプロジェクトリーダーとして公共や民間のお客さまとディスカッションしながら、業務改善や新サービスの創造につながるDXコンサルティングにあたっています。

数多ある課題や目標を模索しつつ個別に解決を図っていく活動であるため、ここでプロジェクト完了、といったゴールがないのがこの仕事の特徴です。ひとつひとつ確かな成果を積み重ね、他の府県においてもDXのよき手本となる実績を上げられるよう日々努力しています。

(忘れられないエピソード)

混雑メカニズムの解析し、
予測モデルの再構築を実現

山口県のDXを担当する前に、広島県宮島周辺の観光混雑緩和プロジェクトに3年間参画しました。AIやIoTを使って、宮島来島者数や駐車車両台数、走行車両台数を可視化するなど混雑情報を発信しようという取り組みだったのですが、当時はデータサイエンスに関するプロジェクトノウハウが社内になく、何もかもが手探りの状態。社内外の有識者と連携しながら、自学自習でデータ分析や混雑予測モデルの構築に半年間奮闘しました。結果、観光客が増える紅葉シーズンに間に合うよう混雑度を知らせる観光アプリケーションをリリースすることに成功。

その後も新型コロナウィルスの流行がもたらした人流変化に対応すべく、混雑メカニズムの解析に数々の仮説検証を重ねるなどして予測モデルの再構築に挑み、無事に完遂することができました。また社内的にもデータ分析に関する後輩社員のスキルアップ支援や、部門内の技術スキル向上に貢献できたと感じた、非常に印象深いプロジェクトでした。

(今後の目標)

ローカルエリアをより便利に、
豊かにする役割を担いたい。

昨今のコロナ禍の状況下で私たちを取り巻く環境が一変したように、今後も社会情勢や人々のニーズが激しく変化する不確実性の高い世の中になっていくと思われます。そこにスピーディーに、正確に対応するためには、先進テクノロジーを駆使することが不可欠。

とりわけ「まちづくり」の分野においては、従来の都市開発ではない、ICTを活用した暮らしへの多角的かつダイレクトなアプローチが重要になるでしょう。私はそうした「新しい暮らし」のあり方をさまざまな業種・業態の企業や人々とコラボレーションして創造し、ローカルエリアをより便利に、豊かにする役割を担いたいと思っています。それと同時に、市場でのNTT西日本グループの競争優位性や社会的な存在感を高めていくことを目標にしています。

Q

“驚かせ、未来。 どんな未来?

A あらゆるハンディキャップをテクノロジーの力で解消。

幼少期より現在に至るまで、経済や教育、地域、情報などの要因がもたらす格差、それによって苦しむ人々を目のあたりにしてきました。これらは、法整備や社会インフラによって解消されるケースもありますが、テクノロジーの力を借りれば、劇的に解消されるどころか、さらに進化する可能性を秘めています。あらゆる人が幸福感、生きがいを感じられる社会をICTで実現したいと考えています。

1日のスケジュール

8:30
始業

リモートワークで業務開始。メール、チャット、プロジェクト日報、プロジェクトメンバー作業状況の確認。

9:00
ミーティング

Web上で担当ミーティングとプロジェクトメンバーミーティング。その流れで後輩メンバーの相談。

10:00
お客さまと打ち合わせ

DXの進め方に関する相談対応などコンサルティングを実施。

11:30
進捗レビュー

プロジェクトメンバーとの打ち合わせで、プロジェクトタスクの進捗レビュー実施。

12:00
昼食

近所のよく行くお店で昼食。

13:00
お客さまと打ち合わせ

DXの進め方に関する相談対応などコンサルティングを実施。

15:00
打ち合わせの振り返り

お客さまとの打ち合わせ後に振り返り。プロジェクトメンバーと次回アクションやタスクなどを整理。

16:00
資料のレビュー

お客さま打ち合わせ資料のレビュー実施。パートナーとの折衝状況の報告を受け、次回打ち合わせの方針決定。

17:00
終業

上長へ業務報告し、お客さまへプロジェクト日報提出。翌日の業務予定整理後、終業。食材を買いに夫婦で近隣のスーパーへ。

休日の過ごし方

休日は夫婦で街歩きやウィンドウショッピング、公園でピクニックをすることが多いですね。好みのファッションや雑貨の店を訪ねたり、周辺の景色を見ながらゆっくり過ごしたりしています。

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