(経営)

Well-beingな世の中を切り拓く
NTT西日本グループであるために

コーポレート系
取締役副社長 H.KIGAMI

入社後は外資系コンサルティング会社への出向、財務、経営企画、サービス開発などの幅広い分野に従事。2021年には地域創生Coデザイン研究所の初代所長をつとめ、その後現職に至る。趣味はロードバイクと庭いじり。

※掲載内容は取材当時のものです
(仕事について)

多様で困難な社会課題に寄り添い、
よりよい未来をデザインしていく

今日のNTT西日本グループは年間売上高が約1.5兆円、従業員数は5万人以上の大きな組織です。そして事業は従来の電話や光サービスの通信分野に加えて、電子コミック・映像配信・ヘルスケア・スポーツなど多岐にわたる領域へ大きく広がり続けています。

私たちの「パーパス」には、未来に向けて私たちが何をなすべきか、社員の指針となりうるメッセージを記しています。それは、地域社会が大切なお客さまであり、私たちもその一員であること。そしてより広い世界へ向けて新しい価値を共創していこうということです。

地域社会が抱える課題は大きくさまざまです。例えば人口減少、雇用の創出、産業の活性化。私たちはそうした社会課題に向き合い、どういう方向で、どういう時間軸で、どういうサービスを使いながら解決するか、よりよい未来に向けたシナリオを描き実現していきます。そのためのコンサルティング機能を有するグループ会社も立ち上げています。

(未来にむけて)

地域社会の一員として、
隣の仲間を笑顔にすることが
Well-beingな世界への一歩

NTT西日本グループが新たな価値を創造し社会に貢献し続けていくためにはCX(Customer Experience)とEX(Employee Experience)の二つがキーワードになります。お客さまの期待を超えていくために、まずは私たち自身が誇りを持ち、楽しみ、わくわくすることができる会社でありたい。自分自身を大切にしてくれる、挑戦を応援してくれる会社でありたいと考えています。

私たちは地域社会をビジネス基盤としている会社です。そしてともに働く社員は地域社会の一員であり、一人の生活者としての視点も持っています。地域をよりよくする使命を背負い、アセットを活かし、見えない誰かではなく隣の仲間を笑顔にする。そういった価値観を社内に育むことで、笑顔があふれる地域社会につながっていきます。

電話という世界で声と声をつないできた私たちが、これからはデータとデータをつなぎ、距離や時間の制約を解き放ち、人口規模や企業数に捕らわれない社会の可能性を拓いていきたい。IOWN構想や大規模言語モデルtsuzumiはその先駆けとなる取り組みです。このような新しい技術を使いながら、これまでの延長線上にはない、新しいWell-beingな世界をつくっていくことが私たちの夢であり志です。

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