(イノベーション)

常識も期待も超えた先に
新しいNTT西日本をつくれるか

開発系
イノベーション戦略室 担当部長 T.HANASHIRO

コンピューター専門学校を卒業後、セールスSEとしてキャリアを開始。その後、サービス開発やインフラエンジニア(カスタマーサポート)を経て、NTT量子コンピューター関連技術を活かしたスタートアップとの共創事業をプロデュース。現職ではNTT西日本の次の柱となりうる新規事業の創出を手がけている。大切にしている価値観は「せっかくマン」。

※掲載内容は取材当時のものです
(仕事について)

イノベーションとは
未来のあたりまえをつくるということ

イノベーション戦略室は、オープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」をベースに、NTT西日本のイノベーションの起点結節点として通信に囚われない自由な領域の新規事業を立ち上げていくための組織です。当社の新規事業創出は、例えば人口減少・少子高齢化などの社会のメガトレンドにどう対処していくかというテーマ起点のアプローチと、先端技術に着目しそれをどう活用してビジネスにしていくかという新技術起点のアプローチの二方向で進めています。

僕が思うイノベーションは「今ある新しいものをつくる」というよりは「未来に普通にあるものをつくる」ということ。この考え方を大事にしていると、その時だけの盛り上がりじゃなくて、ずっと続くサービス、使われるサービスにしようと思う。それはNTT西日本のような企業がけん引していくべきで、むしろそうじゃないと実現できないかなと思っているので、僕はこの会社でずっと働いています。

(未来にむけて)

「なのに」を積み重ねて
イメージを塗り変えていくのが夢

イノベーション戦略室は、オープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」をベースに、NTT西日本のイノベーションの起点結節点として通信に囚われない自由な領域の新規事業を立ち上げていくための組織で僕は「せっかく」と「なのに」の二つの言葉を仕事のポイントにしています。「せっかく」というのは、目の前の仕事をする時にそのままだと面白くないから「せっかくだからこれもやろうよ」を付け加えるようにしているということ。それは相手の期待を超えないと価値にならないから。社内でも社外でも相手の期待を超えてこそ満足度が高い仕事ができるというのが自分のベースです。「なのに」の方は、「NTTなのに」といわれたい。NTT西日本なのにこんなことをするのか、といわれるのは結構面白いことができているということ。だから、「NTTなのに」といわれるようなことをするのが僕の仕事の面白がり方です。

夢はNTT西日本のイメージをアップデートしていくこと。当社は設立してから約25年で、その中で僕たちは色々なことに挑戦してきました。世の中ではまだ通信の会社というイメージが根強いですが、求められるものは時代によって変化しています。NTT西日本がもつ安心や誠実さといった普遍的な価値は残しながらも、提供するサービスを今の時代にあわせてアップデートし、同時にブランドイメージもしっかり作っていきたい。

もし僕が未来のあたりまえを創ったとしたら、それを子どもや若い人たちに「俺が創った」と言いたい。自分がちょっとかっこよく言うためにも、NTT西日本のイメージをアップデートしたいなって夢があります。

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