
(コーポレート)
一人ひとりの自分らしさが
未来の世代を照らすと信じて
ESG推進室長 S.YOKOTA
入社後、自治体へのコンサルティング営業からキャリアがスタート。人材育成や不動産など多様な業務を経験し、2021年4月に焼津市CDOに就任。現在は焼津市スマートシティ推進事業などに取り組んでいる。広島カープの大ファン。
私は現在、静岡県内のお客さまが抱える課題を幅広いICTソリューションで解決していくビジネス営業部長の仕事、そして静岡県焼津市の庁内DXやスマートシティ化を推進する焼津市CDO(最高デジタル責任者)の仕事の二つを主に担っています。
いろいろなツールやシステムを導入し、作業が効率化されたことをDXだと言われることがありますが、DXの本質は「変革」です。単なる効率化に留まらず、デジタル技術を使って新しい付加価値を提供し変革を起こすこと。それこそがDXなのだと私は思っています。
例えば行政手続きを自宅からできるようにすることで、市役所で待つ時間や手戻りがなくなり、市民の皆さんの手間が省けます。それだけでもちょっとした市民の喜びになります。さらに職員の業務が効率化されると時間的余裕が生まれてくるので、効率化で終わらずに、ここで生まれた時間をどのように使うのかにこだわってほしいということです。市民サービスの品質をもっと上げる、新しいサービスのアイデアを出し提供する、その結果として市民の幸福をかなえることができる。そこまで到達してDXなのだと、焼津市職員の皆さんとは常々話をしています。
焼津市に限らず、地域社会は人口減少を共通の課題として抱えています。一方で、遠隔医療やデータによる未病予防、新しいモビリティサービスなど、課題を解決するためのさまざまなサービスが生まれ続けています。私たちのICT技術をどんどん組み合わせて変革を起こすことで、そこに暮らす人々の豊かで幸福な暮らしを維持することができると私は思っています。そして世界からも選ばれるような便利なまち、楽しいまち、魅力的なまちを創っていくことが、住民の元気につながっていきます。
私はこの先も、NTT西日本の技術やサービスを使い、社会や人々にちょっとした喜びや幸せをお届けし続ける存在でありたいと考えています。