PERSON 01

植村 英司Uemura Eiji
総務部
法務部門
2012年入社

個人の成長と企業の
発展のために
米国弁護士資格を
めざしアメリカへ。

弁護士の道ではなく、
広がりのある仕事を
求めてNTT西日本へ

法律に興味をもったきっかけは、小学生の頃。テレビドラマで観た弁護士が「かっこいい」と憧れを抱き、クリスマスプレゼントに「六法」をお願いするような子どもでした。その想いのまま大学では法学部へ進み、朝8時から夜10時まで図書館にこもって勉強するなど、法律一色の日々を過ごしていました。就職活動を控え、大学卒業後はロースクールに進んで弁護士や検察官になろうと考えていましたが、一人のリクルーターとの出会いで考えは変わりました。その方は私と同じ大学・学部の先輩で、大学院に受かっていたにも関わらずNTT西日本へ入社し、法律とは関係のない仕事をされていました。法学部出身でも法律以外の仕事ができるという先輩の姿や、NTT西日本という会社の懐の深さ、そして事業の幅の広さに共感を覚え、ここでなら法律を武器にしながら広がりのある仕事ができると感じました。また、当時のNTT西日本はNTT法という縛りがある中でも業務拡大をめざしていたので、自身が得た法律の知識を活かして会社の発展に貢献できるのではないかという野心もあいまって入社を決意しました。

法改正への対応という
重要なミッション

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法務部には、訴訟を担当する商務担当や契約に関わる契約担当などがあり、最初は契約書担当になりました。主に契約書を審査する仕事ですが、法改正があった際には、社内向けの規定書類の変更や社内周知も業務となります。在籍時に大きな法改正を経験したので、自身のスキルアップにつながったと感じています。その次は、訴訟や契約以外の法律に関する法務担当となり、個人情報保護法の法改正を受けて社内制度の見直しを行いました。個人情報保護法は変更決定から施行までの期間が短く、迅速な対応が求められました。新しい概念を理解するとともに、企業として必要な取り組みを整理するなど、重要かつ困難なミッションだったように思います。また、研究会を開催することもあり、大学の教授や研究者、外部の弁護士を招いて、独占禁止法といった時事に合わせた議題に関するディスカッションを実施。情報と知識の共有を図ることで、法務としての知見を深める活動も仕事といえます。現在は持ち株会社の国際法務を担当しており、英文契約書のチェックや海外子会社と電話会議を行うなどグローバルな法務業務を行っています。

秋からの海外留学で
ニューヨーク州弁護士資格に挑戦

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法務の仕事は、トラブルが生じた際にマイナスをゼロにするという「守り」の意識の強い業務だと思われがちですが、NTT西日本では異なります。法改正に対して敏感に情報を収集し、改正内容を想定して事前に対策を進めており、まさにゼロをプラスにする「攻めの法務」が実践できているため、さまざまな法改正や法律に関する問題に滞りなく対応できています。個人的なやりがいといえば、現在の国際法務で担当したEUの個人情報保護法「GDPR」という法改正への対応です。規模も内容も含めてドラスティックな変化だったため、書類作成はもちろん、海外に点在する約600社もの子会社との共有も重大な任務でした。海外は違法時の罰金が桁外れなので、各会社に向けて新法の理解促進に関して細心の注意を払いながら、スムーズな法規制への適用が実現できました。今年は、自分にとって変革の1年となりそうです。というのも、NTT西日本の将来を見据えるとグローバル案件の増加は必然であり、そのとき、法務として自分に何ができるかを見つめ直した結果、米国弁護士資格の取得という答えにたどり着きました。会社の海外人材派遣選考を活用し、2019年の9月よりアメリカ留学が決定しています。米国ロー・スクール(LL.M)で学び、ニューヨーク州弁護士資格を取得することが今の目標です。やがては国際法務の専門家として、NTT西日本グループのさらなる飛躍に貢献したいです。

ONE DAY SCHEDULE

  • 08:00

    フレックスタイム制を利用しているため、午前8時に出社。まずはメールを確認してから、英文の契約書をチェック。

  • 09:00

    法律改正に伴い資料を作成。空いた時間に留学の準備としてビザの申請や必要なものをリスト化。

  • 11:00

    社内での打ち合せ。主観部から送られた契約内容の要点を整理し直して報告し、今後の方針の擦り合わせを行う。

  • 13:00

    複雑な案件を解決するため、中之島へ移動して外部弁護士に相談。必要に応じて外出することも。

  • 14:30

    主幹部の方と打ち合せ。施策の概要に関する質問への対応として、契約書を読みながら法律の問題がないかを確認。

  • 15:00

    前日に受けた「英文契約をよりわかりやすくするため」に関する外部セミナーの情報を、部門内で共有するための資料づくり。

  • 16:30

    帰社。午後5時前には帰宅できるため、プライベートの時間もしっかりと確保できる。体調が良いときはジムに寄ることも。

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やりがいあふれる
「攻めの法務」に
チャレンジしよう

法学部の学生は弁護士を目指す方が多いと思いますが、ぜひ会社の法務という道も考えてみてください。NTT西日本の法務には、企業価値と利益の最大化に貢献するために「攻めの法務」の観点が求められます。法律という枠の中でどこまでやるか、どこで抑えるかの判断が重要であり、会社全体に影響する役割を担っているからこそ大きなやりがいにもつながります。NTT西日本はドメスティックな企業というイメージがあるかもしれませんが、国際色が強くなっており、国際案件も増えています。チャレンジ精神をもっている方こそ活躍できる環境が整っています。