Cross Talk

  • NTTフィールドテクノ 関西支店
    京都営業所 宇治フィールドサービスセンタ
    電子情報工学専攻卒業
    2012年入社
    宮本 弘志
  • NTTフィールドテクノ 関西支店
    京都営業所 京都フィールドサービスセンタ
    ICT/オフィス担当
    総合工学システム学科 システムデザインコース
    2013年入社
    比嘉 麻理亜

5年間の学びを通信の仕事に生かす!
ふたりの先輩が語る“高専卒”のメリット

通信インフラを支える仕事には高い専門性が必要とされます。そのため、NTTフィールドテクノは高度な技術を習得した高専生の採用に積極的で、社内には高専出身の技術者が多く在籍しています。高専出身者ならではの強みは、実際の業務にどのように生かすことができるのでしょうか。NTTフィールドテクノで活躍する高専卒の先輩2名に、入社のきっかけや仕事のやりがいも含めて話してもらいました。

TOPIC 01

高専で身に付けた知識・スキルを活用して、
通信インフラを支える

私は入社後1年間、研修センタで実務に必要な知識を学んでいました。2年目からは京都フィールドサービスセンタに本配属になり主に企業などの法人を対象とした故障修理に携わっています。大型の複合機やプリンタなど、ビジネス向けの機器を手がけることが多いですね。
私は研修を終えた後、宇治フィールドサービスセンタに配属となり、一般家庭を対象とした宅内故障修理を担当しています。比嘉さんとは一緒に仕事をしたことはないのですが、社内で開催された高専出身者同士の集まりで何度かお会いしたことがありますよね。
はい。NTTフィールドテクノには高専卒の社員が多いですからこういった集まりを通じて高専出身者の方と知り合う機会が多いですよね。そういえば宮本さんとは何度か話したことはあるのに、お互いの入社のきっかけについて話したことはなかったですね。この機会にお聞きしていいですか?
私が就職活動をしていたのは2011年で、ちょうどそのときに東日本大震災が発生したんです。毎日のように「安否確認が取れない」というニュースが流れるのを見て、人と人を繋ぐ通信がいかに大切かを痛感しました。次第に「災害が起こったとき、人の役に立てる仕事って何だろう」と考えるようになりましたね。
それがNTTグループでの仕事だったというわけですか。
はい。NTTグループは大規模な通信インフラを扱っている企業ですし、高専で学んだ知識や技術も生かせると思ったのが入社した動機です。比嘉さんは技術者として活躍したいと思ったのが入社のきっかけなんですか?
そうですね。特に女性が現場で技術者として活躍できるフィールドがあるのが大きかったです。こういう企業は珍しいんじゃないかと思います。
と言いますと?
高専の合同説明会でいろんな企業の方に話を聞いたのですが「現場の技術者には体力が必要なので、女性にはちょっと辛い仕事かもしれません」という企業が多かったんです。ですが、NTTフィールドテクノは違いました。「当社では女性も男性と同じように現場で活躍しています」と言ってくれて、それでこの会社で頑張りたいと思ったんです。
そんなことがあったんですか。実際に入社して働いていても、女性にできない仕事だとは思いませんよね。むしろ細かな作業は女性のほうが得意だったり、現場でお客さまに対して男性とは違った気の配り方ができたり。女性技術者ならではの強みを生かして皆さん活躍していますよね。
TOPIC 02

研修と仕事を通じて実感した、
高専時代の学びの重要性

これまで高専で勉強して、現在就職活動をしている皆さんに誇りに思ってもらいたいことがあって。それは、皆さんは高専で課された5年間の密なカリキュラムをやり遂げた人たちだということですね。
そう、高専で努力した5年間は実際の仕事でも役立ちますよね。私自身、社会に出て仕事をしていると「高専で知識や技術だけではなく、精神面もかなり鍛えられていたんだな」と感じます。仕事で大変なことがあっても、多少のことでは動じない自信がありますし。
そうですね。そういう“やり遂げた”という自信はもちろん、高専で学んだ知識や技術を実務に生かせるケースが本当に多いんです。特に私は電気・情報系の学科を卒業しているので、余計にそう感じます。
電気と情報は、NTTフィールドテクノの事業内容と関連が深いですよね。私は機械系の学科だったので宮本さんほどではありませんが、それでも高専で学んだことと、現在の業務で必要なことが同じ場合がよくあります。例えば、強度計算で使う公式はこの仕事には必須ですし。「なるほど、高専での勉強って実務にこう繋がるんだ」と感じることがよくあります。
ただ、研修は大卒も高専卒も関係なく新入社員の全員が横一線でスタートします。高専卒だから研修内容が難しくなるということはないので、そこは安心してほしいですね。
逆に、私は宮本さんのように当社の業務と直接関わりのある学科だったわけではないので、最初は「研修、大変だろうな」と不安を感じていたんです。でも実際には想像していた以上に丁寧に教えてもらえましたし、同じ研修を受けている同期同士で分からないところを教え合うこともありました。それこそ学校に行って、クラスで同級生と勉強しているような感じでした。
私も大変というよりむしろ楽しかったですね。同期と一緒に1年間、協力しながら知識と技術を身に付けていけるので、自分の成長が実感しやすいんです。その中で周りとコミュニケーションを取る機会も多いのですが、これも実務に生かすことができます。特に宅内故障修理は一般のお客さまと接する仕事なので、コミュニケーション力が不可欠ですから。研修は大卒も高専卒も関係なく新入社員の全員が横一線でスタートします。高専卒だから研修内容が難しくなるということはないので、そこは安心してほしいですね。
TOPIC 03

立場の隔たりのないフラットな環境で、
やりがいを持って働ける楽しさ

私は法人向けの宅内故障修理を担当しているので、故障の申告を受けて現場に行くと「この機器が直らないと仕事ができない」というお客さまの焦りを感じることがあります。そういう現場で迅速に修理を完了して「ありがとう」と言っていただけると、やはりうれしくなりますね。
一般家庭の宅内故障修理でもそれは同じですね。お客さまから感謝の言葉をいただくと、大きなやりがいを感じます。私たちの使命は「あらゆる方に通信を安心して使っていただくこと」なので、感謝の言葉が仕事の成果そのものなんです。ただ、故障の原因は現場によってさまざまなので、決して簡単な仕事ではありません。
確かに、故障した機器を見て「このパターンの故障ならすぐに直せるだろう」と油断はできないですよね。見つけにくい箇所に故障原因が発生していることも多いですから。
そうですね。故障一つひとつに全力で向き合って、少しでも早く故障の原因を取り除くことが大事です。同じサービスセンタで働くベテランの方たちも、その積み重ねで技術と知識を磨いてきたのだと思いますし。
うちの会社ってベテランの方が多いですよね。皆さん自分の培ってきた経験を最大限に生かしながら仕事に取り組まれていて。そういう姿を見ると「私ももっと頑張らないと」と感じます。でも年配の方に対して壁を感じるということはなく、むしろ皆さん気さくですよね。
前から思っていたんですが、サービスセンタには実家のような温かさがあるというか。入社直後は、技術系の職場ってもっと張りつめた雰囲気なのかなと思っていたので、その点は良い意味で裏切られました。
そうですね。現場に出るときは「行ってらっしゃい」、帰ってきたときは「おかえり」という感じで。もちろん締めるべきところは締めますけど、すごく働きやすい職場だと感じます。
TOPIC 04

将来の目標に向けて、
今後身に付けていくべきこと

私は現在、現場の最前線で仕事をしていますが、将来的にはその経験をマネジメント部門で生かしたいですね。具体的には、主査や課長などサービスセンタを統括するポジションから、現場の人たちを支援していけるようになりたいと思っています。
私は今の法人向け宅内故障修理の技術をさらに磨いて、いずれは複合機やプリンタ修理のプロフェッショナルになりたいですね。「この分野のことなら比嘉に聞けば何でも分かる」と誰もが認めるくらいの知識を身に付けた後は、故障原因を検証するチームで現場を支援する仕事もしてみたいです。
比嘉さんも私も、将来の目標のためにこれから多くの知識や技術を身に付けていく必要がありますね。NTTフィールドテクノには豊富な研修メニューが用意されているので、そういった教育制度も今後活用したいと考えています。
私は入社して日も浅く、先輩方に比べると知識も技術も足りていないと実感しています。それでも通信技術は日々、進歩していくので、新しい知識も積極的に取り入れながら、少しずつ成長していきたいです。
私も比嘉さんのように新しい技術に対してアンテナを張りつつ日々の業務に全力で取り組んでいきたいと考えています。宅内故障修理という仕事は本当に奥が深くて、日々、いろんなタイプの故障が発生するんです。それらに対処することで知識を積み重ねていくことは、大変ですが楽しくもあります。
TOPIC 05

就職活動を頑張る高専生の皆さんに
伝えたいこと

就職活動をする上で大事なのは「自分がどんな仕事に就きたいか」を明確にすることです。私は「現場で技術者として活躍したい」という思いで企業選びを進めていった結果、NTTフィールドテクノに出会うことができました。その意味では、自分の所属学科にあまりとらわれ過ぎない方がいいと思います。
そうですね。自分がどんな勉強をしてきたか、それだけにこだわって企業選びをするのは避けたほうがいいでしょうね。就職活動は、あくまで長い社会人人生の準備期間。仕事に就いてからが本当のスタートですから。自分が何をしたいかしっかりと考えて、例えそれが自分の所属学科と関わりが薄い仕事だったとしても、思い切ってチャレンジすべきだと思います。
機械系の学科だった私がNTTフィールドテクノに入社できたのも、まさに今、宮本さんがお話したように思い切ってチャレンジした結果です。高専ではかなり専門性の高いことを学ぶので、企業選びの際、それに引きずられてしまう気持ちも理解できます。でも、だからこそ「所属学科に引きずられ過ぎない勇気」を持ってほしいんです。もちろん、希望する仕事が自分の学科の学びと関連しているならそれがベストなのですが、そうでない場合は視野を広く持って就職活動を進めてください。そうすればきっと、自分にマッチする企業を見つけることができるはずです。